わたしがカミングアウトから得たこと~自分が自分らしくあるために
こんにちわー❣ スネパンよ~😀
6月だっていうのに暑い毎日でまいるわね~
夏本番を考えると思いやられるわ。
みんなコロナも気をつけなきゃだけど、熱中症にも十分に気をつけてね!
水分補給と程よい塩分をとって乗り切りましょう。
あと、無理せずに体温をさげることも忘れないでね~
今回はね、結局カミングアウトについて話すわね。
他に話を挟んでからにしようと思ったんだけど、ネタが見つからなかったのよ(笑)
なんか前回から続けてLGBTに関する話になっちゃうけど、みんな許してね~✋
それではさっそく話していきたいと思います。
【目次】
・カミングアウトは勇気と決断!恥ずかしくなんてない!
・カミングアウトした私に家族や友人の励まし
♦カミングアウトは勇気と決断!恥ずかしくなんてない!
きっと「心の性」について一番悩むのがカミングアウトなんじゃないかな?
もし、いま悩んでいる人がいるなら安心して! なにも恥ずかしくないからね。
だって、LGBTの人たちはみんな同じなんだから。みんな悩んでるの。
まずは「あなたは一人じゃない」ってことを知ってほしい。
最初はさ、どうしても気になるものなのよ~
恥ずかしいとか理解してくれないんじゃないかとかね。すごくわかるよ。
不安でどうしようもないし、どうしたらいいのかもわからないしね。
でもね、そのままでは何も変わらないってこともわかるでしょ?
それじゃあどうしたらいいと思う?
それはね、自分がどうありたいか・どう生きたいのか。
これを考えてみるのよ。
自分を押し殺して生きるのか、ありのままの自分で生きるのか。
それなら後者の方がよくない?😃
よくさ、人はみんな我慢して生きているんだとか、大人なら我慢するのが当たり前だとかって聞いたことない?
それはね、意味合いが違うのよ。とくに生き方・自分の在り方に関してはね。
この事を自分の生き方や在り方にあてはめて考えるのはよくないと思う。
だって考えてみて。自分を押し殺してまで我慢するのって、本当に我慢って言えるのかな?
それはただ自分を否定するだけのことで、我慢とは違うのよ。
そしてその事は決して幸せなんかじゃないと思う。
でね、前回の記事で皆がみんな性的マイノリティだって言えるわけじゃないって話したんだけど、少なからずそう遠くない時にカミングアウトする日がくることも考えてほしいのね。
もちろん、カミングアウトは強制じゃないし無理にする必要はないのよ。
とくに言う必要もないんじゃない?って考える人もいるから。
私はね、大人ならそれでもいいと思うのよ。
でも、まだ小学生とか中学生、高校生とかの場合でも同じこと言えるのかな?
言わないなら言わないでバカにされたり、好き勝手な事を言われるだけだと思うの。
最悪な場合だといじめに発展することもあるわよね。
そして余計に言えなくなったり。
だから、そんなことになるんだったら先手必勝じゃないけど、逆に自分から好きに言わせてもらった方がいいっていうのが私の考え。
でも、これは無理なカミングアウトをしないってことが前提の話だからね。
そして、予めある程度自分の言動で示しておく必要もあるよ。
じゃないと言ったところで余計にバカにされることになるかもだから。
わたし的には、周りが「アイツもしかして」という空気になった時こそチャンスだと思うのよww
ああそうだよ!それがなにかわりーか!くらいに開き直ればいいんだから。
だってよ、開き直るもなにもないじゃない。こっちは真剣に悩んでるってのに。
グーの根も出ないくらいに言っちゃえばいいのよ~😝
それにはやっぱり、自分がどうありたいか・どう生きたいのかを考えておく必要があるわけなの。
そして、自分の考えや思いをしっかり準備しておくこと!
いつでも自分の言葉で言えるようにすることは、カミングアウトのどんな場でも一番に重要なことなんだから。
自分の思いを言葉にのせるってことはね、相手に響くのよ。
耳じゃないからね!相手の心に響くわけ。それこそが言霊ってやつ。
逆に思いがのらない言葉っていうのは、相手に伝わることはないのよ。
それこそ真剣に悩んでいることなんて伝わらないわよ。
それさえ考えていられれば、あとは勇気と決断なんだから。
自分の中でそこが一番の問題なんじゃない!というのはわかる。
でもね、それもこれも自分の思いや考えが定まってないからなのよ。
だから不安ばっかで勇気や決断ができずにいるわけ。
私だってそうだったのよ~
考えすぎるとこもあるし心配性だからさ、よけいに悩みがひどかったわ。
そんな私がどうやってカミングアウトできたかは次で話すんだけど、真っ先に捨てた方がいいのは自ら恥ずかしいって思うこと。
これはマイナスにしか働かないことだから。
いい、LGBT・性的マイノリティの人たちは宇宙人や妖怪じゃないのよ。
かといって新種の人類でもないんだから、変な目で見られることもないわけよ。
周りの目を気にする時間があるなら、その目を自分に向けた方がいい。
自分と向き合って正直になることができれば、ありのままでいることの大切さが見えてくるものよ。
不安でどうしようもなくて、嫌われたくない気持ちもわかる。
そんな時はね、もっと家族や友達を信じてみてほしいの。
カミングアウトすることは身近な人であればあるだけ不安になるんだけど、その考えは取っ払ってほしいと思う。
そうじゃなくて、身近な人だからこそよ。そうだからこそ信じるの。
真剣な悩みを聞いて、嫌な気持ちになる人なんていないわよ。
むしろ、頼ってくれないことに悲しくなるものよ。
それが家族や仲のいい友達なら、なおさらのことじゃない。
私はね、不安でどうしようもない自分にこう言い聞かせたのよ。
家族は理解してくれなくて当たり前、友達や知人は受け入れられなくて当たり前。
もちろん、誰にでも当てはまることではないわよ。
はじめからよく理解してくれるってこともあるだろうから。
でも、私はこう考えることで不安が吹っ切れたのよ。
そんなことは最初からわかってることじゃないってね。
その時、いかに自分の思いを伝えることが大事かわかったの。
家族や友達は大切だけど、だからといって私我慢するの?自分の気持ちにも自分を思ってくれる人たちにも嘘をついて生きるの?そんなの嫌だ!って思ったわけ。
そう考えたら、恥ずかしいことだって思ってた自分が恥ずかしくなってくるのよ。
情けないしグズグズしてるしさ~。
そしたら自分に嫌気がさしてきて「よし!みんなまとめて納得させてやる!」ってなったのよね~(笑)
ほんとにさ、どこでスイッチが入るかなんてわからないものよ。
まぁ~あくまでも私の場合だけどね。
自分の思いに正直になって、どうあるべきかということを自問自答できていれば、おのずと「やったる」って気持ちになるんだから!😊
こんな私でも乗り越えられたのよ~(笑)
簡単ではないかもしれないけど、かといって難しく考えることもないのよ。
そして、もっと周囲の人に頼っていいんじゃない?ってこと。
自分が恥ずかしいと悩んでいるほど、意外と周囲の人たちは気にしないかもよww
自分の思いは自分の言葉で伝える!必ず気持ちは伝わる!
私が言えることはこんな事くらいだけどね😉
♦カミングアウトした私に家族や友人の励まし
ここでは実際に私がカミングアウトした時のことを話すね。
実はわたしがカミングアウトしたのは、ほんの少し前のことなの。
これはまだ言ってなかったことだけど、私は既婚者なのねw
ただ、うちは事情があって子供はいないんだけどさ。
あ、重い話だったね。ごめんごめんw
そしてなんでカミングアウトしたかってことなんだけど、やっぱり愛する奥さんがいるからだし、仲良くしてくれる友達がいるからよ😊
いつか言わなきゃってこともあったんだけど、大切な人たちに隠してまで接したくなかったからね。
だって、みんなは正直で素直に接してくれているのにだよ、私は何事もなかったかのように隠して過ごすわけ?
それって家族や友達に対してフェアじゃないと思ったのよ。
人には「なんでも言ってね!」っていい顔するくせに、自分のことは何も言わないなんて私にはできなかった。
それが家族や友達ってものじゃない。それこそ身近な人だからこそよ。
とくに奥さんにはその思いが強かったんだよね~
その反面、カミングアウトすることを一番悩んだ人も奥さんだった。
なぜなら、少なからず性的指向のことがあるからよ。
人はどうしてもそういうこと考えちゃうでしょ。だから。
LGBTのことってなると、恋愛対象とかセックスの対象ってことをすぐ聞かれたりすると思うのよ。
そもそも「心の性」のことだから、すぐそこに結びつけられてもっていうのがあるんだけど、それもまた仕方のないことなのかもって思うわけ。
やっぱり受け取る側は気になるもんね。
だから奥さんへのカミングアウトはすごく悩んだし、嫌われてしまうかもしれないって不安が大きかったんだよ。
カミングアウトすることでショックをうけるだろうな~とか、最悪「わたしをダマしてたの⁉」ってなるかもしれない。
どうしてもそういう事を考えずにはいられなかったよね。
奥さんに対しては申し訳ないんだけど、そういうのがあったからカミングアウトは一番あとになってしまったのよ。
それと、言うタイミングをよく見てからにしないとって思ったの。
私自身が落ち着いて説明できなければ、奥さんが先走って冷静でいられなくなるかもしれないし。
そういうことで友達から話すことにしたの。
私の友達は女性が多いんだけど、たとえどんな反応が待ってようとしっかり言葉を伝えなければ、私は私でいられなくなる。
だから、深呼吸した後で一人ずつ電話して話したのよ。
本当なら会って話したいところなんだけど、私は友達と離れて暮らしてるからさ。
いま思い出しても泣きそうになるんだけどね、本当にみんなよく話を聞いてくれたの。
私が限りなく女性のような顔になりたいこと、それに向かってスキンケアを頑張ったりメイクを勉強してること、女性ホルモンの治療を受ける考えがあること。
性自認や性的指向のこともすべて話した。
そしたらね、話した人全員が「いいと思うよ。自分の思うようにいられたらそれでいいじゃん」って言ってくれたのよ。
すごい嬉しくて電話で話すのがやっとなくらいだった。
それだけじゃなくて「スキンケア頑張ってるもんね~」とか「私より頑張ってるし」とかたくさん褒めてくれたの。
そのうちの一人は、メイク道具のことやメイクの仕方を教えてくれたりもするのね。
納得させてやる!って意気込んでいた私が空回りするほどに、みんな優しくてあたたかい心を持ってるんだな~って。
そこまで応援してくれるなんて思ってなかった分、緊張がほどけて涙が止まらないのよね~ 本当に感謝しかない。
その後は男の友達と妹、親戚のおばちゃんに話したの。
でも、親にはまだ話してないのね。いま母親が病気のリハビリで入院しているから。
別に命にかかわるような病気ではないんだけど、難病だからリハビリに専念させたいのよね。
もしかしたら妹が両親に話しているかもしれないけど、近いうちに話すかなって。
だけど、男友達も妹もおばちゃんもみんな理解してくれたのよ。
妹なんかは写メみて「いいね!」って言ってくれたし、おばちゃんは「次会うのが楽しみだね」って言ってくれた。
その時に思ったのよ。自分に素直でいられれば、その思いは通じるんだって。
だから、ネガティブになる必要なんてないのよ。
私は何か勘違いしていたのかもしれない。
正直に言うことで誰かが傷つくかもしれないって恐れてたから。
でもね、それは自分の勝手な決めつけなのよね。
やっぱり人は誰かに支えられて生きているのよ。
支え合うのが友達であり家族であり人であるんだよ。
そして、いよいよ奥さんに話すとき。
いつも通りに他愛のない話をする中で、わたしはカミングアウトを始めたの。
自分がLGBTの当事者であること、女性ホルモン治療のこと、それでも一緒にいてくれるのかということ。
あまり重い雰囲気にならないようにサラッと説明したのよ。
そしたら、奥さんは何も言い返さずに「そうなの」だけ。
勝手にしたらってことかと思ったんだけど、そういう意味じゃなかったの。
「思うようにしたらいいんじゃない?今どき誰も気にしないわよ」
「ほんとに?嫌じゃない? 誰かに何か言われるかもしれないよ」
「そしたら、だからなに?って言うわよ 気にしすぎなのよ」
そう言われた私はなにも返せなかった。
むしろ、そんなこと知ってたくらいの感じだったし、言わずとも考えてくれていたんだなって。
頭が上がらないわよ。
でも、スキンケア用品とかメイク道具がほしいって買い物に行ったりしてたから、なんとなくは気づいていたのかもしれないね。
だけど、メイクしたいとかの話とは違うわけじゃない。
それでも奥さんは自分なりに私を理解しようと考えてくれていたんだね。
簡単なことではなかったはずなんだけど。
だからね、今こうしてありのままの素直な私でいられるのは、本当に奥さんのおかげなのよ。
やっぱり一番に大切だし、誰よりも理解してほしい人だったからね~
逆にああして気を遣ってくれたことに感謝だよね。
私自身そこまで悩んでいる感じは出さないようにしてたつもりだけど、そこは夫婦だからわかるのかな。
言葉にしていなくても姿と雰囲気から私の気持ちを拾って、少しでも私が苦しくないようにしてくれていたんだと思う。
私からは本当に感謝しかない。嬉しかった。
カミングアウトってさ、本人にとっては一大決心のことなんだよね。
言葉にするその直前まで不安でしかたないって思うのよ。
別に悪いことしてるわけじゃないんだけど、どうしても拭い切れない申し訳なさがあったりするからさ。
でも、自分の気持ちを伝えられて私はよかったと思う。
カミングアウトして確実に相手が理解してくれるってことは言えないけど、本当の自分をさらけ出せたことは間違いではなかったから。
そして、人に恵まれていることに感謝してる。
みんな応援してくれているんだから、私は精一杯それに応えていくだけ。
少なからず簡単な話ではなかったはずなのに、みんな明るく接してくれたんだもん。
こんな幸せなことはないよ。
やっぱり、自分の思いを自分の言葉にできたことがよかったのかな。
それがあったからみんなに伝わったのかもしれない。
悩んだり卑屈になったりグズグズもしたけど、そういう時間があったことすら私のためになったんだと今では思える。
カミングアウトを無理にした方がいいとは言わないけど、決して悪いものではないってことを言いたいな。
人に頼るってことをしてもいいと思うし、人間くさい自分であってもいいんじゃないのかな。
なにより、自分が自分らしくいられることが大事だから。
私はいま本当の自分でいられて嬉しいし、本当の自分でいられて幸せ!
大切なみんな、愛するみんなにありがとうって届けたい😉✨
それではまた次回に。皆さん、ご機嫌麗しゅ~🖐
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